論文発表のご報告
  
  ■西田研4年生が論文発表しましたのでご報告します.

  関東学院大学 機械設計研究室 第5号
   小宮由,西藤孝浩,地主有佑,西田麻美,”腹這い型柔軟ロボットの歩行速度を向上させた歩行動作の検討”,
   日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2011(Robomec 2011) 講演論文集,2A1-J15,2011.


  ■西田先生からのコメント
  仲間の結束が固いチームでした.自分のポジションをちゃんと確立していたので研究成果がみるみると現れていました.
   「メンバーががんばっているのだから.」と代わる代わる先生のところへメールしてきたことが思い出されます.
   西藤君は,「次回,ここまでやっておいで.」という先生との約束が守れるように,徹夜でも何でもしてチームをバックアップしていました.
   「大丈夫か?無理するな.」と言うと,「小宮と地主が,がんばっているので」と笑って答えていました.
   地主君は,何度ダメ出しされても,あきらめず,メモをとってチームに貢献しようと努力していました.
   小宮君は,ずいぶん前に「論文発表はムリだな」という先生の厳しい一言にも,絶対にひるむことなく,
   「このメンバーで学会発表に行きたいんです!お願いします!」とリーダーとしての自覚と責任をもって真っ直ぐ研究に挑む姿に心打たれました.
   社会に出てからもこの経験を糧にして,自信を持ってがんばってほしいと思います. 
  


小宮君が作ったポスターを3人ではる様子 
みんな緊張していました.

念願の学会発表へ
3人で参加できてよかったですね.

しばらくして,研究に興味をもってくださる方が訪れました.
先生は「大丈夫かな・・」と遠くからドキドキして見ていました.

地主君が一生懸命メモをとっています.
地主君のメモの量はそうとうなものになっているのではないでしょうか.

このとき,西東君の方が,落ち着かない様子で
「心配で見てられないです.・・」と話しておりました.

でも,かなり練習していたので大丈夫だったようです.後で,「他大学の学生さんから名刺もらったので友達になれそうです.」と笑顔で話してくれました.

普段は無口な小宮君ですが,本番に強い子でした.
発表用のパワポで用いた「小宮カラー」を忘れずに!

講演発表の後,みんなで打ち上げをしました.西藤君が,大学で研究している仲間へ「終わったよ.よかったよ」と報告していました.お疲れ様でした.




  ■学生諸君からのコメント


「西田研に所属して〜学会発表を終えて〜」小宮由嗣

 
大学3年生の4月に行われた研究室紹介で,担当教員である西田先生から機械設計研究室の説明をお聞きしました.「この研究室は辛いです.やる気がある生徒を求めています.」とおっしゃっていたのを今でもよく覚えています.その言葉から,西田先生の研究に対する熱を強く感じ,西田先生の元でなら大学生活の最後の締めくくりである卒業研究を全力でやり通せるのではないかと思いました.それが機械設計研究室を希望した理由でした.そして,5月に第一希望の機械設計研究室に配属されました.研究室に配属されて,まず初めに取り組んだのはロボットの製作でした.スケッチから部品図の作成,材料の切り出し,組み立てまでを,研究室のメンバーで助け合いながら行いました.この経験から,自分で物を作る喜びを感じることができ,さらに,助け合うことでよりメンバー同士の結束が強くなるのだとわかりました.夏には葉山のセミナーハウスで合宿を行いました.そこで私は,”西田children(笑)”のチームリーダーとして,「ロボットと摩擦の関係」を研究テーマに,西藤君と地主君と3人で論文発表を目指すことが決まりました.チーム,研究テーマが決まってからは,初めての経験に戸惑いながらも必死に取り組みました.実験結果がはっきり表れたときは,これまで味わったことのないほどの達成感がありました.
けれども,ここからが研究室に配属されてから最も辛いものでした.岡山で行われる学会を目標に論文を書き始めましたが,書き直しの繰り返しで諦めてしまいそうなほど苦しかったです.しかし,西田先生は私たちを見放すことなく助言をしてくださって,少しずつ一歩一歩前へ進めることができました.発表の数日前にアクシデントなどありましたが, 5月26日から28日に岡山で行われる日本機械学会主催のロボティクス・メカトロニクス講演会にて,「フレキシブル・ロボット」のセッションで発表を行うことが出来ました.発表を終えて,努力し力を入れて取り組んだことが実った達成感やそれが認められることの素晴らしさを感じました.
今まで辛いこと,苦しいことが沢山ありました.しかし,西田先生の厳しくも温かい指導のおかげで目標だった学会に参加出来ましたし,精神的にも大きく成長できたと思っています.指導をして頂いた西田先生に心から感謝します.また,私が挫けそうになったときには,西藤君も地主君もいつもそばにいてくれて,励ましや元気を頂きました.西田children(笑)の二人には感謝の気持ちでいっぱいです.この3人で本当に良かったと,心からそう思える仲間が出来たことを幸せに思います.
最後に,沢山の助言をして私たちを支えて頂いた西田先生,共に乗り越えてきた西田children(笑)の二人,そしてサポートしてくれた研究室のみんなにお礼を述べたいと思います.本当にありがとうございました.


「西田研に所属して〜学会発表を終えて〜」西藤孝浩

 大学3年になり,機械設計研究室のガイダンスに参加した際に「柔軟なロボットの研究」と聞いて,今までの機械工学とは違うという点にとても興味が惹かれましたそして個別に訪問し,より柔らかいロボットについて探求したいと思い第一志望届けを提出しました機械設計研究室に配属されてからは今後の研究に必要とされる基礎能力とロボットの作成が始まりましたそして,ロボットで競技会を行う事になりスピードの向上についてどのように改良すれば良いかなど試行錯誤を繰り返しましたそれはとても良い経験になったと思いますその後夏休みに葉山で合宿があり研究メンバーの発表がありましたそこで小宮君地主君がメンバーであると告げられ,3人での研究が始まりましたはじめて研究室で実験を行った時にすぐにわかるくらいに良い実験結果が得られる事が出来て,とても嬉しかった事が今でも記憶に残っております私は動画解析とロボットの概要を担当しました動画解析ではデータ数が多くとても苦労しましたしかし仲間の事を思い,期限までに完成させる事が出来ましたロボットの概要では,自分なりに精一杯努力しました上手く書くことは出来ませんでしたそのためミーティングの際に西田先生に色々と添削をされ時には落ち込むような日もありましたそのような時に,2人に励まされ論文を完成させる事が出来たのだと思います発表日当日になると発表者である小宮君の練習をあまり手伝う事が出来なかった為にとても不安になり発表が始まる前は緊張してその場でじっとしている事が出来ませんでしたしかし,発表中の小宮君はいつもよりも堂々としているように見えましたこの状況を見て人の役に立つ為に今以上に頑張っていこうという決意が出来ました今回こんなにも短時間で学会に参加する事が出来たのは私達3人ではほぼ不可能であったと思います困った時に力を貸してくれた研究生,学会参加に支援してくださった関東学院大学の方々そしてなによりも論文・発表を行う際で最もお世話になった西田先生に簡単ではありますがお礼を述べたいと思います.貴重な体験をさせて頂きありがとうございました


「西田研に所属して〜学会発表を終えて〜」地主有佑

私が機械設計研究室に配属されたのは大学3年生の時でした.当初,私が考えていたロボットのイメージとは違っていたので,どんなロボットなのか研究してみたいと考えて機械設計研究室に第一志望を希望しました.機械設計研究室に所属してからは,目上の方に対するメールの書き方や研究に関する基礎について学びました.工学の考え方や論文を書く時の道筋についても教えていただきました.その中でも難しかったのは輪講でした.輪講やポスター講演を通して,概要を他者に伝える大切さを学びました.また.研究では,慣れていない実験や論文の書き方に苦労しました.論文の実験概要を任されましたが,何度も書き直しをすることになり,時間をかけて作成したことが一番心に残っています.西田先生とチームでミーティングをして,そのときに,先生からたくさんのアドバイスしていただいたので良い結果がでました.そして,先生の助言から,私たちの研究に近い中央大学の研究交流会に参加し,昆虫についての情報収集をしたことも役に立ちました.
学会発表では,私が考えていることとはまた違った第三者の意見を聞くことができ,こういった考え方もあるのかと改めて考えさせられました.また,今回経験した研究に対する辛い体験以上の達成感があり,とても充実した思いです.今後社会で大きな力になると思います.
今回の学会では,食事の幹事を任されたのですが,当日の先生の予定を把握しない状態で,私が余裕を持って予約をしていなかったので,みなさんにご迷惑をおかけしました.この失敗から,次に任された時に,周りの予定を把握してからきちっと予約をするという行動をとりたいと思います.
学会発表までの間,共にがんばったメンバー,そして西田先生には,大変貴重な体験をさせていただきました.ありがとうございました.


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