論文発表のご報告
  
  ■西田研4年生が論文発表しましたのでご報告します.

  関東学院大学 機械設計研究室 第4号
   神保友美,西田麻美,”浮力を応用したバルーン歩行ロボットの開発”,
   日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2011(Robomec 2011) 講演論文集,2A1-H03, 2011.


  ■西田先生からのコメント
  西田研に所属した初の女子学生でした.
   ユニバーサル,ユキビタスと時代が進む中で,女性の機械設計者に多くの活躍が期待されます.
   神保君の研究は,少し早めの3年生の夏頃からテーマを決定し,先生と二人ではじめました.
   しかし,後から研究に着手した男子学生が成果を挙げて,神保君の研究にどんどん追いついてきました.
   先生からの期待と,うまく成果が出ないあせりで,何度も悔し泣きをしていたことが思い出されます.
   けれども神保君は,人前では決して弱音を吐かず,手探りながらも自分の力で着々と実験をすすめ,
   研究概要を簡潔にまとめあげて,最初に学会発表へとコマをすすめた「がんばり屋さんで芯の強い子」でした.
   社会に出てからもこの経験を糧にして,自信を持ってがんばってほしいと思います. 
  


ポスター講演の準備をする神保君 
am9:00からのスタートでした.

発表時,手のひらのロボットを乗せて説明している
神保君の笑顔が印象的でした.

発表開始からすぐに
研究に興味を持ってくれる方がいらっしゃいました.

あっという間に人だかりになりました.
深井君が隣でたくさんの質問内容をメモしてくれました.

バルーン歩行ロボットの研究は企業の方が多く注目してくださり
たくさんのアドバイスをいただきました.西藤君も交代で質問のチェックをしてくれました.

ロボットが歩行している様子の動画を出すと
パソコンにみなさん釘付けでした.

はじめは,小さな声で聞き取りにくかった発表も
繰り返し何度も練習していたので,いち早く上達しました
.努力しましたね.

クラスメートの永田君には,ずいぶんと手伝ってもらいました.3人でよくご飯食べにいきましたね.講演発表はいろいろな人の協力があってできたことを感謝しましょう.




  ■学生諸君からのコメント


「西田研に所属して〜学会発表を終えて〜」神保友美

  
 大学3年生になり研究室の所属を決める時に,西田先生の熱意のこもった説明を聞いて,この研究室なら全力で卒業研究に打ち込めると感じ,機械設計研究室を第一希望として書類を提出しました.そして,念願の研究室に所属することができ,授業を楽しみにしていたことをとても覚えています.
 夏になる頃,後にバルーン歩行ロボットの脚となる,「腹ばい型柔軟歩行ロボット」を製作しました.小さい頃からものづくりが好きで楽しく製作を行い,完成したロボットが研究室の競技大会できちんと動いた姿を見た時は,とても感動しました.
 そして私は,他のメンバーよりも一足先に,女性ならではの目線で高齢者や弱者に優しい家庭用ロボットを目指した「バルーン歩行ロボット」の開発に着手しました.西田先生は始めから学会を目指して研究を進めるようにとお話されていました.私も同じゴールを目指しておりましたが,学会発表に実感が湧かず,遠い雲のような目標でした.その心の迷いが全て研究に現れ,実験はなかなか進みませんでした.やがて,一足先に研究を進めたにも関わらず,途中で他のチームに抜かされてしまいました.しかし,諦めずに向上心を持ち続け,西田先生にサポートしていただきながら実験や文章の改善を重ねて,少しずつ結果を出していきました.そして,研究を進める中で,短い時間でもきちんとした文章を作成することができるようになっており,内容を理解して文章に起こす力が以前と比べて格段に向上していることを実感して,うれしい気持ちでいっぱいでした.

 論文を書き上げるまが,学生生活で一番大変だったと感じていましたが,発表練習ではさらに苦労しました.西田先生に質問をされる度に,自分の研究への理解度の低さを思い知らされ,さらなる勉強と練習を繰り返し行いました.発表当日は練習の甲斐あって,緊張しながらも,興味をもってくださった方にしっかりと説明することができ,遠い雲のようなゴールへとようやくたどり着くことができた!と痛感しました.そして,たくさんの方に質問やアドバイスをいただくことができ,今後,やるべきことの目標が明確にもなりました.この経験は社会に出てからも必ず役に立つと感じております.

 最後に,私がロボティクス・メカトロニクス講演会にて発表をすることが出来たのは,多くの方の支えがあったからでした.西田先生はもちろんのこと機械設計研究室のメンバー,家族などにとても感謝しています.特に,実験道具を揃える段階から手伝ってくれた永田君は,論文に名前を載せてもいいのはないかと思うほど,手伝っていただきました.
改めて皆様にお礼を述べたいと思います. 本当にありがとうございました.


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