論文発表のご報告
  
  ■西田研4年生が論文発表しましたのでご報告します.

  関東学院大学 機械設計研究室 第4号
   深井雄大,青木望,西田麻美,”SMAアクチュエータを用いた薄型移動ロボットの開発”,
   日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2011(Robomec 2011) 講演論文集,2A1-B07,2011.


  ■西田先生からのコメント
  実は,ロボメックへ参加する2日前まで,口頭発表だったと先生が勘違いして,みんなでパワポ原稿で練習をしていました.
   そこで深井君から「先生・・・大事なことに気が付いたんですけど・・・私のチェック・ミスですみません・・・.ポスター講演です.」
   とのビックリな連絡がきました.あわてて確認をとり,全員に「3時間でポスターを作れ〜〜!」と指令を出したというハプニングがありました.
   みごとなスピードで,全員その日に完成し,みんな何事もなかったかのようにポスター発表している姿を見たときには,「すごいな〜.」と感心させれました.
   深井君がいつでも周りに気を配ってくれているおかげで,メンバーも安心して作業に取り掛かれるという雰囲気が当初からできあがっていました.
   そんなこともあって,先生も深井君を頼りに,いろいろなことをお願いしていました.
   今回も,「4年生の後続の研究と3年生メンバーの研究と両方をやってくれる?」と頼みました.
   深井君は大変なのを承知で嫌な顔せず,「はい!」と元気よく引き受けてくれました.とても優しい子です.
   社会に出てからもこの経験を糧にして,自信を持ってがんばってほしいと思います. 
  


深井君が最後の発表者でしたので 
みんなで手伝いながらポスターをはっていました.

自信に満ちた,楽しそうな表情が
印象的でした.

ロボットの動画撮影は苦労しましたね.
みなさんに見てもらうことができてよかったですね.

みんなから頼りにされているお兄さん的存在の深井君
いつでも,周りに気を使って場をなごませてくれました.

薄型ロボットの研究に続々と質問がありました.
学生や先生たちからたくさんのコメントが寄せられました.

4年生が残した研究を,自分の研究としてなかなか受け入れなかった事で,だいぶ苦しんだり
先生から厳しいことを言われたり,考えることがたくさんあったと思います.

だけど,今の深井君は
どんなことにでも,向き合えるのではないでしょうか.

きっと,いつか,なぜ自分が4年生の研究をやることになったのかという意味が
わかる日が来ると先生は思います.お疲れ様でした.




  ■学生諸君からのコメント


「西田研に所属して〜学会発表を終えて〜」深井 雄大

  
 私は3年生の春に機械設計研究室に配属が決まりました.当時,西田先生の元へ見学に行き,その熱いご説明に感動し,第1希望で配属希望を提出した思い出があります.3年生の夏に行われた葉山の合宿ゼミの後に,グループが決定され,同学年の清田君,矢吹君とともに「腹ばい型柔軟ロボット」の研究を3人で行っておりました.
 その後,西田先生から「薄型移動ロボット」への研究移行のお話がありました.薄型移動ロボットは,同研究室の先輩である4年生の青木さんが行っていた研究を引き継ぐもので,まず実験や解析を青木さんと一緒に進めることとなりました.
こうして,「薄型移動ロボット」の研究で,ロボティクス・メカトロニクス講演会発表を目標とした論文作成がスタートしました.様々な論文を読み,文章を書くためのマナーや構成にはとても苦しみました.この時は,清田君,矢吹君との研究と薄型ロボットの2つの研究を同時進行で行っており,一緒に研究を行っている2人に研究を任せることになってしまいました.しかし,二人が「こっちは大丈夫なので薄型の研究を進めて下さい.」と言ってくれたことが逆に私の支えになりました.本当に良いメンバーに恵まれていると感じ,それをきっかけにして生半可なことやりたくないと決意しました.その結果,限られた期間の間で何度もミーティングを重ね,訂正を繰り返し,その度に西田先生に多大なるアドバイスを戴き,青木さんの助力によってひとつの論文を完成させることが出来ました.
 この経験を通して,まず,文章の組み立て方や,「言葉ひとつひとつの重さ」を学ぶことが出来ました.
講演会の間際で,発表練習を行った際も,自分の研究の魅力を伝えられていないことや,理解しきれていないことを痛感致しました.その後,自信がない部分を調査し,練習を重ねた結果,自信を持って発表することが出来きるようになりました.それは,西田先生に最後まで厳しくご指導して戴けたからこそだと思います.
 そして,当日の講演発表では,本当に多くの教授や学生の方々が私たちの研究を見に来て下さいました.「面白いね」と興味を持ってくださった方や,参考になる提案をして下さった方もいました.特に印象に残っているのは,「今後の参考にしたいので詳しく教えて下さい」と言って頂けたことです.今まで私は,常に「参考にする側」であり,今回初めて「参考にされる側」へと変わったのです.これこそ,かねてから西田先生がおっしゃっていた「学会発表を経験した者は見方・考え方が変わる」ということなのだとわかりました.また,他の発表者の方々の研究もとても参考になるものばかりで,私は3日間の講演会を通して多くのことを学び,成長することが出来ました.研究中は苦しく辛い時期がありましたが,その時期を乗り越えた先に得るものがあるのだと身を持って感じました.
 最後に,このような貴重な経験が出来たことは,西田先生のご指導に加え,同研究室のメンバーの協力,そして本ロボットの開発者の一人である青木さんのお陰であると考えております.皆様に厚く御礼申し上げます. 本当にありがとうございました.



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