工業教育を実践で考える(No.2)の記事
  日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2011(Robomec 2011) (岡山) 


 「女子の工業教育」



●先生からのコメント

女性が工学で活躍する時代がきました.
男性が多い中で,女の子をどのように教育していくかは今後重要な課題となります.

工学の職場や教育の現場を通して私自身が思うことは,
女の子と男の子の工業教育はある段階に達した時点で分けて行うべきと考えます.
当たり前のことですが,女性と男性は考え方が違うからです.
女の子の持つ直感力や感性は,工学にとって貴重な財産となるので取り扱いには十分注意しなければなりません.

男の子の教育にも当てはまることですが,
まず,先生(上司)は,子ども達(部下)から相談されるような,あるいは,話しやすいような雰囲気を作ることが大事です.
下の者は,上の者をよく見ており,値踏みして,いろいろなことを判断しています.
「適当」や「曖昧」,「無神経」は,ダイレクトに伝わりやすいく,これは上下関係での問題となりやすいので注意しましょう.

特に工学を目指す女の子の教育にとって必須なのは,「安全と信頼」,まさに機械設計と同じです.
工学の現場では,女性は孤独になりやすい環境に置かれるため,
「この人は安全かなぁ〜」「この人は信頼できるかなぁ〜」と女性特有の直観力や洞察力で判定します.
この2点をクリアした上で,工学について指導すると,女性はみるみる成長します.
そして,何かを達成したときには,必ずほめること(ちゃんと見ているよ.と安心させること)が次の効果をもたらします.

さて,機械設計研究室に配属された初の女の子,神保友美君の発表の様子をこちらにご紹介いたします.





    

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